ニコニコMUGEN ( フォント環境:MS ゴシック 標準 サイズ10 )   俳優としてのキャラクターという存在 byADI ■主に愚痴  ■キャラという俳優  例えばMUGENストーリーにおいてキャラクターは俳優である。  特にそこにおいて「全く異なる役柄を任される」ことは多い。  元々誇大解釈すれば物語の登場人物は全て俳優であり「本人」は存在しない。 ( 全ては空想であり、あくまで誰かが演じているに過ぎないということ。 )  そこから「原作=本人(に近い存在)」という概念を用いると、   いわゆる二次創作という「非原作」は全て「よくに似た俳優」でしかない。  分かりやすくいえば物語が違えば「同一人物ではない」のである。  同一人物だとしたら、いろんな物語で矛盾が発生し、   その矛盾を解決できる簡単な呪文が「パラレル」という別人だ。  そうして別人という認識をするのならば、   「本人と別人が異なること」に対して文句を言うというのは、   「俳優の○○とよく似た俳優に○○と違う」と言うようなことである。  そしてそれらを明確に、顕著にして創作をされているのが、   MUGENストーリーというものである。(同一作品で統一されているものを除く)  と言うよりMUGENストーリーにおいては、   それらは明確にされていなければならないし、   それらを明確に認識していなければいけない。  まあMUGENストーリーに限った話ではないのだが。  ■諸権利  MUGENにおいて権利云々の話は愚問なので割愛したいが、   それらはキャラという存在と一部設定を借りているに過ぎず、   残りの部分は制作者などの想像によって形成されているため、   なんのアイディアもオリジナリティも存在しないものは少ない。  むしろアイディアやオリジナリティによって、   本来のアイデンティティーを喪失してしまったり、   新しいアイデンティティを植えつけられたりすることすらある。  もちろん権利上は悪だが、元に準じていれば善といえるわけでもなく、   少なくともそこに口を出せるのは権利者だけである。  また物語に対して好き嫌いを言うのは問題にならない。  「セガ○ルが小悪党のやられ役で嫌いだ」と言うのは問題ない。 ( セ○ールの役が無敵すぎて嫌い、という人もいるだろうし )  だがそれで「○ガールになんて役やらせてんだこの野郎!   制作者でてこい! 中止だ! 土下座しやがれよ!」と言うのは、   あんたにその権利があるのか? という問題になる。  権利があるなら法的に処理してもらえる。  勝手に使っているようなMUGENなどでは   使う権利があるのか? という問題を返されるかもしれないが、   権利を判断する権限があるのか? という問題に達する。  権利者が睨んできたのなら素直に止めなければならないものの   権利者以外はむしろ、権利の侵害に当たりかねない。 ( 表現の他、言い方が悪ければ名誉云々、あと越権による権利侵害? )  MUGENでの権利云々の話は愚問だが。  ■ただし  もちろん最低限のマナーなりなんなりは守るべき。  私としてはああいう話をできる人たちを尊敬するけど。  私がこういう事を考え出すと   しばらく他のことが一切考えられなくなるから。